ReBlogサイエンス

がん遺伝子使わず、万能細胞を作製…京都大学研究グループ
(YOMIURI ONLINE(読売新聞))

人間の皮膚細胞から、さまざまな臓器・組織の細胞になる能力を秘めた「万能細胞」を作った京都大学の山中伸弥教授(幹細胞生物学)らの研究グループが、課題とされたがん遺伝子を使わずに万能細胞を作製したと発表した。

 人間とマウスで成功したという。この万能細胞が、がん化しにくいことも確認。臨床応用に向け、さらに一歩踏み出した。11月30日付の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー(電子版)に掲載される。

 20日発表の論文によると、山中教授らは、ウイルスを運び役にして4個の遺伝子を大人の皮膚細胞に組み込み、万能細胞である「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作った。しかし、遺伝子の一つはがん遺伝子で、ウイルスも発がん性と関連しているなど、がん化の問題が課題だった。

 そこで、マウスの皮膚細胞にがん遺伝子(c―Myc)を除いた3個の遺伝子を組み込み、細胞選別の時期を遅らせるなど培養方法を工夫したところ、ごく少量だがiPS細胞ができることを確かめた。人間の皮膚細胞でも3個の遺伝子でiPS細胞ができた。

いやはや万能細胞関連はすごい速度で進んでますなぁ。

ReBlogサイエンス,国内時事

「質量保存」理解5割 小中理科学力調査 実験好きも考察は苦手
((産経新聞) – goo ニュース)

小、中学生を対象にした理科の学力調査(特定課題調査)の結果が27日文部科学省から公表された。ビデオ映像などを使って実験・観察の問題を出題。食塩を水に溶かす実験で「質量保存の法則」の理解度を試す問題は小中とも正答率が50%台と低いほか、実験方法を考え結果を予想するのが苦手な子供像が浮かんだ。8割以上が理科の実験を好きと回答しているが、電気製品のしくみを自分で調べたいと答えた中学生は5割にとどまった。

 調査は小学5年3284人、中学2年3196人を対象に国立教育政策研究所が平成18年1~2月に実施。うち小中学校各10校では実際に電気回路をつくる問題も行った。

 質量保存の法則の問題は小5と中2で同じ問題を出題。水100グラムに食塩20グラムを溶かしてできた食塩水の重さと、なぜそうなるか理由を記述させたが、120グラムと正答し、溶けても食塩の重さは変わらないなどと答えられたのは小5で57%。中2の正答率は54%と小学生よりも低かった。

 誤答では、溶けると「(食塩が)なくなる」などがあった。

ぉぃぉぃぉぃ・・・・大丈夫かよ。

ReBlogサイエンス

ヒトの体細胞から万能細胞がつくられる
(スラッシュドット ジャパン)

これまで、万能細胞で機能している遺伝子の一部がOFFにされるために、体細胞は万能細胞ほど分化能を持たないと考えられてきた。今回の報告では、万能細胞化に必要と考えられる4つの遺伝子を導入・培養することで万能細胞化に成功した。実際に、つくられた万能細胞から中胚葉系組織である軟骨と外胚葉系組織である神経細胞の分化が確認されており、多分化能を有していることが確認されている。

[>>asahi.com: 人間の皮膚から万能細胞 京大教授ら、再生医療へ前進 – サイエンス]

これが確立されれば、ES細胞云々が過去の話となるのね….すごいね。科学って。

ReBlogサイエンス

光の減速・静止に成功、英サリー大研究、光データ記憶技術強化に期待
(AFPBB News) from [>>newsing]

【11月15日 AFP】英国サリー大学(University of Surrey)の研究チームは14日、光を徐々に減速させ、ついには静止させることに成功したと発表した。将来の超高速コンピューター開発に向けた大きな前進になるとしている。

すごいな……………………………………………..よく分からないけれど(w

ReBlogサイエンス,雑学

チベット人が高山病にならない理由
(WIRED VISION)

精神の力で身体をコントロールする仏教徒ならではの能力(日本語版記事)のおかげだろうか? ひょっとすると、そうなのかもしれない――だが、血液中の一酸化窒素がチベット人の身体に良い影響を与えている、という可能性もある。

チベット人はどうやら、低地で暮らす人々と比べて血中の一酸化窒素濃度が10倍も高く、前腕部における血液循環が2倍良いらしい。

人間の環境に順応する能力は高いそうだからねー