落ちて死ぬ寸前の人が見るスローモーション、年齢と共に加速していく歳月の経過 ― “記憶の密度”という説明
(なんでも評点)
この問いに対するイーグルマン准教授の回答は、“記憶の密度”に違いがあるから、後で思い出したときに実際より時間が長かったように感じてしまう、というものである。
イーグルマン准教授によれば、恐怖体験中には扁桃体と呼ばれる脳内領域の活性が通常より高くなり、他の脳内領域で処理される通常の記憶に加えて、もう1セットの記憶が生み出される。これにより、恐怖体験の記憶は、通常より内容が濃くなり密度が高くなる。
ビデオ映像なら、解像度や色数に関わりなく記録時と同じ速度で再生することができる。だが、われわれの脳はそんなふうに出来ていない。いわば、密度が高い記憶ほど“再生”に時間がかかってしまうのだ。だから、記憶密度の高い体験ほど、実際よりも長く続いたように感じてしまう。
グラップラー刃牙とか、元よりナンチャッテ人体学だけれど崖から飛び降りて『死に際の集中力を身に着けろ』とかもギャグになるのかね;;
ん・・・?脳の活動が通常より活性化されるのなら全部が全部間違いってことでもないのかw
範馬刃牙 10 (10) (少年チャンピオン・コミックス) 板垣 恵介 秋田書店 2007-11-08 by G-Tools |