ReBlogサイエンス

ギネス上回る21枚葉のクローバー 花巻で発見
(岩手日報)

花巻市矢沢の農業小原繁男さん(83)は3日、自宅の畑で葉数が21枚あるクローバー(シロツメクサ)を発見した。小原さんは2004年に18葉のクローバーで英ギネス社の認定を受けており、今回はその数を上回った。ただ、小原さんは「もっと葉の多いクローバーが見つかる可能性は高い」として現時点で再度の認定申請はしない考えだ。

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 元県職員の小原さんは1951年、葉数4枚以上が6割程度を占める多葉性のクローバーを発見して以来、独学で研究してきた。葉数は遺伝的要素が強いという考えから、多葉性クローバーの自然交配を繰り返し、自宅の畑に定植。年を追うごとに葉数は増え、02年に発見した18葉をギネスに認定申請し04年、世界記録に認められた。81年には北海道大から農学博士号を授与されている。

独学ってすごいな。。

ReBlogサイエンス

「藻」からのガソリン精製が成功した(エネルギー関連) - 石油代替エネルギー
(科学ニュースあらかると)

Sapphire Energyという米国の企業が、藻からガソリンを精製する新技術 についての発表を行っています。プレスリリースを要約します。

Sapphire Energyは、日光、二酸化炭素、藻(光合成微生物)を利用して 原油を作り出し、オクタン価91というガソリン(レギュラー・ガソリンに 相当する)を実際に精製しました。

一番大きいのは、「現在持っているものがそのまま使えます」
原油精製設備、パイプライン、そして何より膨大な自動車
米国人が「自動車」を手放す事は有り得ない、という話なのですね …

新しいエネルギー源ではなく、ガソリンを作り出すってところがおもしろい着眼点だね。

ガソリンがそのまま利用できるのであれば既存のものはそのまま使えるので消費者の負担も少ないと思うし、これはなかなか。。。

ReBlogサイエンス,動物

子を産む最古の魚の化石
(47News)

オーストラリアのデボン紀後期(約3億8000万年前)の地層から、へその緒でつながった子を体内に持つ魚の化石を、同国のビクトリア博物館などの研究チームが発見し、29日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 チームによると、子と親がへその緒でつながった状態の化石は初めて。体内で育てた子を産んでいたとみられ、脊椎動物では最古の発見例という。

関連 : [>>3億8千万年前の古代魚に「胎児とへその緒」、豪で化石発見] YOMIURI ONLINE(読売新聞)

胎生の魚類ってだけでも種類は少なそうなのに・・・よく残ってたなぁ。

ReBlogサイエンス,生活

世界を変えた化合物(1)~カフェイン
(有機化学美術館・分館)

人類はこれまでにおそらく何十万という飲み物を発明してきた。この中で、本当に世界中で愛されているものといえば第一にコーヒー、次に緑茶・紅茶・ウーロン茶などの茶類、そして近代ではコーラが代表的なものだろう。この3つ、実は共通点がある。全てたっぷりとカフェインを含んでいる飲み物なのだ。他にココアやチョコレートもかなりのカフェインを含み、これらがやめられないという人も多い。これほどまでに世界中で偏愛されてきたカフェインの秘密とは、一体何なのだろうか?

そう思えばカフェインは日常的にとっていて、むしろカフェインが無い日は無いんじゃないかと思う。

もし今カフェイン断ちをしたら・・・・多分禁断症状が出るんだろうなぁ;;

ReBlogサイエンス,宇宙

電波望遠鏡が明かす、超巨大ブラックホールのなぞ
(AstroArts)

多くの銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在し、光速に近い速度でジェットが噴出している。物質がこれほどの高速にまで加速されるメカニズムは長い間なぞであったが、現在もっとも有力な理論を支持する観測結果が電波望遠鏡によって得られた。

ブラックホールに引き寄せられた物質は、「降着円盤」と呼ばれる平たい回転円盤を形成する。物質は円盤の中を回転しながら徐々に内側へ移動するのだが、円盤を通る磁場がこれに引きずられる。そして、元々降着円盤に対して垂直に通っていた磁力線は、最終的に中心のブラックホールから突き出るような方向にきつくねじられた束を形成する。このような磁力線の束にひとたび物質が入りこめば、中に閉じこめられたまま外側に向かって加速されるというわけだ。

外側に向かって加速されるってことは一応、ブラックホールから脱出できるかな?
でも、「光速に近い」だから結局は抜け出せないのかな。そもそも超重力の中でその形が維持できれば・・・の話だろうけれどw