合金ひとつでエンジンの廃熱を利用した発電が可能に
(Orbium -そらのたま-)
エンジンなどの熱機関から発生する廃熱を電気エネルギーに高効率で変換する物質が発見されたという報告です。
このような現象は物理的には熱電効果の中のゼーベック効果として知られています。
ゼーベック効果は物体内部、または異なる物質間で温度差を生じさせたときにその間に電位差が発生する(=電流が流れる)現象のことを言います。~~
今回発見された物質は化学的にはタリウムを添加されたテルル化鉛で、これまで最高の効率を持っていた物質の2倍の変換効率を誇っているそうです。最も効率がでる温度域は232℃から510℃(記事では華氏450°から950°と記述されています)でエンジンなどの典型的な温度だということです。
電気自動車とかに使えば多少効率は上がったりするんかねー。