なぜ夏至より8月の方が暑いのか
(Rauru Blog) from はてぶ
こっからは、積分とかいう難しい言葉を使わずに、もっと丁寧に説明してみませう。鍋をガスコンロにかけたところを考えてみてください。下からはガスコンロで加熱されます。一方熱い鍋からは湯気が立ち上って熱が逃げて行きます。この二つが釣り合ってると、鍋の温度は一定のままです。コンロの火力を上げると、加熱の方が勝つので、逃げてく熱より溜まる熱の方が多くなって、鍋の温度が上がります。
地球の気温もこれと似たような形になります。超大規模な鍋なんですね。太陽からは日光という形で熱が降り注いできます。ガスコンロみたいなもんだと思ってください。一方放熱という形で宇宙に逃げていく熱もあります。
そして、1日の中だと14時頃、1年の間だと8月頃、ようやく加熱量と放熱量が同じぐらいになります。そうすると温度が上がるのは止まり、下がり始めることになります。加熱量が放熱量とバランスするまでの間の分だけ、最高気温到達が遅れると言うか、暑くなり続けるわけです。
言葉として説明するには難しいが、言わんとしていることはわかる。