複数のPCでファイルのやりとりをする時の共有フォルダを Samba を利用して作る。
個人利用なので、認証とか入れずフルアクセスの共有のファイルサーバーにします。
samba (SMB)のインストール
$ sudo apt install samba
共有フォルダの作成
わかりやすいようにルート直下に作ってしまいます。
$ sudo mkdir -p /samba/share
$ sudo chmod 777 /samba/share
設定ファイルの編集
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf
(sudo をつけてルート権限で編集しないと、いざ設定ファイルを保存しようとしたときに「権限ないから保存できませーん」ってなるから注意)
編集内容は Server World さんの例が一番簡単でわかりやすい。
Samba : フルアクセスの共有フォルダー作成 – Server World
[global]
# 25行目 : 追記 (文字コードを設定)
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
# 40行目 : コメント解除してアクセス許可するネットワークを追記
interfaces = 127.0.0.0/8 10.0.0.0/24
# 101行目 : 確認 (認証不要とする)
map to guest = bad user
….. …..
# 最終行に追記 # 任意の共有名を設定
[Share]
# 共有フォルダーを指定
path = /home/share
# 書き込みを許可する
writable = yes
# ゲストユーザー (nobody) を許可する
guest ok = yes
# 全てゲストユーザーとして扱う
guest only = yes
# ファイル作成時のパーミッションを [777] とする
force create mode = 777
# フォルダー作成時のパーミッションを [777] とする
force directory mode = 777
上記を自分の環境に合わせて修正します。IPアドレスとか、共有フォルダのパスとか。
その他参考サイト:
超簡単!Linuxでサクッとファイルサーバーを作ろう! – TanTanSunのブログ さん
samba の再起動
$ sudo systemctl restart smbd
確認
mac からと
Windowsから
両方からファイルの読み書きができるようになりました。
でも正直
Mac はM1 Mac mini と M2 Macbook Air, Windowsは2016年だから7年前のゲーミングPC。
メインで使っているのはM1 Mac mini だけど、Mac間は AirDorp が簡単だし、ゲームはほぼPS5だし、Windows機って配信系の動画を録画する時とリモートでお仕事をする時くらいしか使わないので、Mac – Win間でファイルのやり取りをすることがほぼ皆無なのが実情である。
ま、イザという時があるかもしれないし。