WebサービスWebサービス,レンタルサーバー

wpXクラウドを利用して別のゲーム系ブログも書いているのですが、ふと「契約更新の時期はいつだったかな」と久方ぶりに管理ページにアクセスしたら、

なんと、昨年9月に新たなWordpress用クラウドサーバーのサービスが始まり、wpX クラウドの新規受付は10月に終了してたのこと。
既存ユーザーはそのまま利用可とはいえ、いずれは移転しなくちゃなーと思い、移転手続きを開始しました。

移転手続自体は簡単で、管理ページの移転用ページより wpX Speed のプランとサーバーIDを新たに設定するだけです。
旧サービスの方は解約扱いとなり、更新時期までは利用可能のようです。また旧サービスの残り契約期間によって、新サービスの割引チケットが貰えます。

WordPress の移転

で、いよいよWordpressのデータの移転です。
マニュアルもあり、移転ツールも用意されてはいますが、準備しておいたほうがいいな。と思う項目をまとめてみます。
[ マニュアル : wpXクラウド・wpXレンタルサーバーからの移転 ]

移転ツールでエラーがあると、手動での移転作業のページへのリンクが出ますが、手動での移転作業はめちゃくちゃメンドイので極力移転ツールを利用する方向へ調整します。

ドメインの設定
昨今は独自ドメインで利用している方が多いかと思いますので、データの移転作業前にドメインの設定が必要です。
旧サービスからの移転ですと、ドメイン名の入力のみで追加設定ができますので簡単です。

WordPress のセキュリティプラグインの無効化
移転ツールでは既存Wordpress にログインをしてデータを取得します。
そのためWordpressの管理画面へのログインに二重認証などを行うプラグインが有効化されているとログインができず、移転作業が失敗します。
移転ツールで作業する前に該当プラグインは無効化しておきます。

wp-content 内の容量の確認
今回の移転作業で一番つまずいたのがこの部分。
移転ツールでは wp-content 内のデータ容量が大きすぎると移転に失敗します。ステータスが待機中のまま5分経っても、10分経っても、1時間経っても変化ありません。
で、改めて移転ツールのページにアクセスすると失敗しました。と。
エラー内容が表示されないので、容量が原因だったということになかなか気がつけませんでした。

移転ツールで動作可能な容量は 2GB くらいだそうです。

自分の場合は15年ほど続けているブログなので画像ファイルが 8GB ほどありました。
FTPで一旦ローカルにバックアップをとって、直近一年分を残して、サーバー上から削除し、移転作業終了後に2年以上前の画像ファイルをFTPでアップロードする方法でいけました。
メディアファイル以外もバックアップツール等でブログ全体のデータをバックアップしてるファイルがあると容量制限ひっかかる場合があるようです。

.htaccess ファイルのコピー
移転ツールでは、既存Wordpressのデータベースやら、wp-content 内のファイルもまるっと移転してくれますが、htaccess の内容は移転されません。
htaccess の内容についてはファイルのやりとりではなく、管理画面での入力になるので、旧サーバーの内容を新サーバーへコピペすればOKです。

DNS の変更
移転作業が全て終了し、動作確認ができたら、DNSのAレコードを編集し、独自ドメインの宛先を旧サーバーのIPアドレスから新サーバーのIPアドレスへ変更します。

旧サーバーのブログタイトルをちょっと変更しておくと新サーバーへアクセスできているか確認しやすいです。

改めて思うと

移転ツールのエラー原因の追及やら、FTPでのファイルのダウンロード、アップロードの手間だったり、思いつきで始めた割にはえらい時間がかかりました。

そしてよくよく考えると旧サーバーでの運用には特別支障が無かったので、移転しなくても良かったんじゃ・・・と後になって気がつきました。

移転はよく考えてからやりましょう。

Webサービス,WordpressWP-カスタマイズ

昨今、Webサイトの常時SSL化は必須の流れになってきています。
その流れに沿って自分の管理しているサイトもSSL化していますが、wpXサーバーでのWordpressサイトの独自SSL化でハマった箇所があったのでメモ。

wpXでの独自SSL化は管理画面のメニューにもあり、マニュアルもあるので大半は流れに沿っていけば問題ないかと思います。
[ 独自SSL設定 | wpXクラウド – WordPress専用のクラウドサービス ]

その中でハマったのが、マニュアルに沿って一通り設定が完了し、サイト自体もSSL化がされた鍵マークがついたので訪問者が閲覧する分には問題ありません。

が、Wordpressの管理画面内、一般設定のWordpressアドレスとサイトアドレスが http:// のままなのです。
直接編集しようにもグレーアウトされ入力は不可となっています。
一応、phpMyAdmin でデータベース内のデータを確認してみると、こちらは optionテーブル内の home と siteurl はきちんとhttpsに変わっています。
wpXのSSL化補助機能を使った結果できちんと反映されています。
が、WPの管理画面では反映されていない。なぜ?why?

いろいろ調べてみるとwp-config のファイル内で siteurl や home が定義されていると管理画面内ではグレーアウトするようです。

なるほど。wp-config で定義されている可能性があるな。
しかしwpX サーバーへFTPアクセスできるフォルダは wp-content フォルダ。 wp-config があるのはその一つ上のフォルダ。アクセスできんじゃないか!!
と思ったが、ちゃんと解決策もあるようで、wpXのFTP接続設定のオプションで接続先フォルダを変更できるものがあったようだ。

FTPオプションを変更して、wp-config にアクセスして(これもそのままじゃ権限の関係で編集できないので、アクセス権の変更が必要です)、案の定 home と siteurl が定義されていたので https に変更して、ようやくひと段落です。

原因が分かればさくっと解決できたのだが、何事もその原因追求に時間と手間がかかるのよねー。

そもそもSSL化補助機能で wp-config の変更もやってくれればよかったのにね。

WebサービスRSSリーダー


[ RSSリーダー「Live Dwango Reader」、8月31日でサービス終了 – ケータイ Watch ]

ドワンゴは、RSSリーダー「Live Dwango Reader(ライブドワンゴリーダー/LDR)」とそのスマートフォン版「LDR Pocket」のサービスを2017年8月31日をもって終了する。

 「Live Dwango Reader」は、ブラウザ型のRSSリーダー。ライブドア(現LINE)が2006年に提供を開始した「livedoor Reader」が前身で、2014年にドワンゴに運営が譲渡された際に現在の名称となった。

GoogleReaderの撤退時に移行先の候補の一つとして人気のあったLivedoor Readerではあるが、結局のところサービスが維持できずに8月末で終了だそうです。

GoogleReaderからの乗り換え先を検討していた際に1時LivedoorReaderを使ってみたのですが、なんか合わずに使うのをやめてしまいました。
自分はGoogleReaderからはFeedly → Inoreader と使っているサービスは変遷していますが、RSS自体は便利に利用させてもらっています。

GoogleReaderが撤退した時も思ったのですが、撤退理由が利用者が大幅減少して〜とありましたが、ほんとにそうなのかなーと。
個人的なブログはもとより、大規模サイトでもRSSを出力しているので、RSSは便利なツールだと思うのだがなー。

[ RSSリーダー「Live Dwango Reader(LDR)」、8月31日でサービスを終了 | スラド IT ]

現在はinoreaderを使ってはいるが、これらのサービスも将来どうなるか分からないので、サーバーインストール型の tiny tiny rss を導入しようか検討をしてみようかな。
[ さくらのレンタルサーバーにtiny tiny rssをインストール | まっしろブログ ]

WebサービスAndroidアプリ,iPadアプリ,Webサービス

今まで脳内でなんとなく今月の支出はこんくらいかなぁーと計算してて、特に目標を持って節約とかはしてこなかった。
引越時にはあれこれ物入りでもあるし、引越し費用等々で出費も激しくなるので収支管理はしておいたほうがいいよな。と思い立つ。
収支を管理するのなら専用のアプリがあったほうが便利かなとあれこれ探してみた結果、利用しているのが

『Money Forward』
moenyforward
家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード」

Webベースのクラウドアプリですので、PCでは利用端末を選ばず。
iOS、Androidそれぞれに専用アプリも準備がされている。

データ連携として主要な銀行やクレジットカード、Suica等の電子マネーや楽天ポイント等の金銭に絡むものはほとんど連携しているので、それらの入出金があると自動的にデータを取得してくれる。

サービス利用当初は各入出金に関して、何の項目での入出金であるかを指定が必要であるが、翌月以降は学習して自動振り分けしてくれるので基本放置でも粗方振り分けてくれる。
家計簿系のソフトの利用でよくある、「最初の頃はこまめにつけていたが、そのうち面倒になってやめてしまった」というのが大分軽減される。

自動連携ができないのはお財布の現金。
このあたりは使う人次第ではあるが、自分の場合基本的に財布から現金を使うのはほぼ食事。
月に何回か財布の中の現金とMoneyForward上の財布データの残高を合わせて、差額を食事代として登録しておくだけ。

食事以外での現金利用は月に数回なので、スマホアプリからちょこちょこ入力。
一応レシートの読み取りで自動登録の機能もあるが、思いの外読み取り精度は良くないので、手入力で金額と一言メモを残して、あとは上記の食事代として残高を合わせる時にきちんとした仕分けをするだけ。

毎日毎日、毎回毎回、細かく入力する一般的な家計簿に比べたらはるかに楽です。

あとは蓄積されたデータを見て、電子書籍にいくら使ったとか、ゲームにいくら使ったとか、眺めて悶絶するだけです。

WebサービスEverNote

pexels-photo
Evernoteよりベーシックプランの仕様変更についてメールが届いてました。

evernote-160629

ベーシックプラン(無料版)で使える端末の数を2台までに制限しますよ。
ってことらしい。

ざっと確認してみたら、
Windows PC x1
MacBook Air x1
Android x1
iPad x1
+昔利用していた端末数台
が繋がっていた。

アプリを使わず、ブラウザからのアクセスは端末としてカウントしないとのことではあるが、個人ユースでも結構な制限だよなあ。

とはいえ、ちょっとしたメモ書きはGoogle Keepを利用しているし、IFTTTの連携先もEvernote から Google Document へ変更してしまっているので、正直Evernoteを使うことが皆無となってしまったので個人的にはダメージは無いのよね。

完全にEvernoteの利用をやめると決めてしまえば、各端末に入っているアプリとかブラウザプラグインとか削除できるで、これはこれでいい機会だったのかなー。