アニメーションARIA,COWBOY BEBOP,Evangelion,イヴの時間,コードギアス,少女革命ウテナ,攻殻機動隊,桜蘭高校ホスト部

NHKでアニメベスト100の企画が行われ、結果が発表されました。
[ベスト・アニメ100投票結果発表|ニッポンアニメ100|NHK ]

よくあるアニメランキングに比べると、アニメを見てる人を対象にしたランキングな感じ。
同一タイトルがシーズンごとに細分化されてるとはいえ、トップ10にタイバニとラブライブがそれぞれ3つずつとは、なんかねぇ。とは思う。
それにどちらのタイトルも見てないし。

ということで、これは見ておいたほうがいいと思えるアニメタイトル20選です。
最近のタイトルはほとんど見てないので、比較的古めのタイトルが多めですが。

#1 COWBOY BEBOP / 劇場版 天国の扉

#2 少女革命ウテナ / 劇場版 アドゥレセンス黙示録

#3 新世紀エヴァンゲリオン

#4 ふしぎの海のナディア

#5 ARIA The ANIMATION / The NATURAL / The ORIGINATION

#6 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX / 2nd GiG

#7 プラネテス

#8 天空のエスカフローネ

#9 イヴの時間

#10 おねがいティーチャー

#11 マクロスプラス (OVA)

#12 コードギアス 反逆のルルーシュ

#13 化物語

#14 R.O.D (OVA)

#15 Fate/Zero

#16 桜蘭高校ホスト部

#17 スクライド

#18 とらドラ!

#19 交響詩篇エウレカセブン

#20 舞-HiME / 舞-乙HiME



ちょうど今、Amazonプライムビデオで、カウボーイビバップ、コードギアス、スクライド、エスカフローネ、化物語が見れるので良い機会ですね。

・・・エスカフローネ再度見たいな。

ReBlog2ch,コードギアス

ナナリー「お兄様は悪魔ですっ!」
(SLPY)

おバカな下ネタではあるのだが…声をだして笑ってしまったw

アニメーションコードギアス

#25 Re;

ついにコードギアスも最終回。

ナナリー:8年ぶりにお兄様の顔を見ました。それが人殺しの顔なのですね。……おそらく私も同じ顔をしてるのでしょうが。

シュナイゼル側に着いた時からその覚悟はしてたとは思うが、開眼直後に兄を真っ向から否定するとは;;

ナナリー:お兄様にフレイアを…ダモクレスの鍵をお渡すわけにはいきません…お、お兄様が…ギアスと使われたとしても!
ルルーシュ:(ナナリーの意志までねじ曲げたら、俺は!)

身内に甘々のルルーシュは動揺。逆に言えばナナリーが自らの意志で行動しても動揺しないのはルルーシュじゃねぇw


スザクとカレンの最終決戦

スザク:自分は…俺とルルーシュにはやらねばならないことがある
カレン:そう…そんなに力が欲しいの。だったら…
スザク:だったら?
カレン:あなたは、ここに居ちゃいけない。あなたは倒し、ルルーシュは止める!
スザク:それはさせない!

ランスロットの緑、紅蓮の赤のエナジーウィングの演出はカッコイー

スザクはゼロレクイエムのため…。
ゼロレクイエムの内容をカレンにも伝えて入ればこの決戦も避けられたのもしれない。…が、カレンが内容を知ったらこの時とは別の意味でルルーシュを止めようとするだろうし、結局この対決は避けられないものだったのかな。
あとナイトメアフレームの代表とも言えるランスロットと紅蓮の対決以上にナイトメアフレーム同士のラストバトルは飾れるものは無いしね。


再び、対峙するナナリーとルルーシュ

ナナリー:お兄様にこの世界を手にする資格はありません。ゼロを名乗って人の心を踏みにじってきたお兄様に!
ルルーシュ:では、あのまま隠れ続ける生活が良かったのか…暗殺におびえ続ける未来が望みだったのか…お前の未来のためにも
ナナリー:いつ、私がそんなことを頼みましたか!? 私はお兄様と二人で暮らせれば、それだけで良かったのに!
ルルーシュ:しかし現実は様々なものによって支配されている。抗うことは必要だ!

世界を見てきたルルーシュと箱庭のような世界に閉じた世界に生きていたナナリー。
生きてきた世界が違う故のすれ違い…。


C.C.;私は見てきた。見続けてきた。抗うことが人の歴史だと。しかし…
スザク:人は、世界は、こんなにも思い通りにならない!
カレン:だから、思い通りにしようっていうの!? それは!
ナナリー:それは、卑劣なのです。人の心をねじ曲げ、尊厳を踏みにじるギアスは!

この辺のザッピングな会話シーンはいいね。否が応にも物語が収束していくのが感じられる。

ルルーシュ:ではダモクレスはどうだ?強制的に人を従わせる卑劣なシステムではないのか?
ナナリー:ダモクレスは、憎しみの象徴になります。憎しみはここに集めるんです。みんなで明日を迎えるためにも。
ルルーシュ:(そうか…ナナリー、お前も……なら!)

やはり似たもの兄弟な二人。手段は異なっていたとしても最終的な目的は同じだった訳で。
で、あればゼロレクイエムを遂行するためにギアスを使うルルーシュ。

ルルーシュ:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命ずる!…ダモクレスの鍵を渡せ!
ナナリー:いや!…お兄様に、渡しては、いけない!…これ以上、罪を………どうぞ、お兄様

意志のこもったギアスに抗うことなぞできずに、鍵を渡すナナリー。笑顔で鍵を渡す姿は、本当は笑顔でルルーシュに向かいたかったナナリーの内心をも現しているようで少し、悲しい。



もう一つのナイトメアフレーム同士の対決であるジェレミアvsアーニャが決着。

ジェレミア:記憶せよ!ジェレミア・ゴットバルトォー!! お前に敗北をもたらした、記念すべき男の名だ。
アーニャ:記念?関係ない。どうせ私には、記憶が…
ジェレミア:記憶…まさか!

前回でジェレミアとアーニャが戦う事になってからギアスキャンセラーでアーニャに掛かっているマリアンヌのギアスを解放するであろうことは予想してたが、どんな形でジェレミアがアーニャにギアスが掛かっていることを知るのか想像できなかったが、まさか直接対峙で…とはね。
にしても、ギアスキャンセラーを使った後のアーニャに関しては一切描写されなかったのが残念。…もうすこし尺があれば…。



輻射波動の弾切れとなった紅蓮、シールドエナジーも切れたランスロット。最後はガチンコの殴り合い

スザク:決めきれない!? ギアスの呪いも使っているのに…カレン…なんて強さだ!
カレン:スペックはこっちが上のはずなのに…スザク、これだけの力はあって、なんでっ!

ナイトメアフレームらしいランドスピナーで壁を駆け上がり、スラッシュハーケンで三次元的な動きをする戦いは、エナジーフィラーが出てから大味だった戦闘からナイトメアフレームの魅力を充分引き出してくれるいい戦いでした。

カレン:そんな…届かなかったの?
スザク:いや…届いてるよ、カレン…
カレン:あぁ…

第1期から幾度となくぶつかり合ったランスロットと紅蓮の戦いの終わり。
肩の力の抜けたカレンは「やっと終わった」という感じではあるが、スザクの方はこれからが本番だと言わんばかりの厳しい表情。
そしてランスロットが爆散。


ルルーシュ:ナナリー…お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺は俺の道を進むことができる。ありがとう。愛してる、ナナリー

ナナリーがギアスに掛かっているせいで言葉はナナリーには届かず、想いだけは自分の中に。…切ないね。

ナナリー:…っ! 使ったのですね!ギアスを!

無言で去っていくルルーシュ

ナナリー:待ちなさい!…待って!
ナナリー:お兄様は悪魔です!卑怯で、卑劣で! なんて…なんて酷いっ!

罵声を浴びせるナナリーに対し、しれっとした顔のルルーシュではあるが、内心はどうなのやら。
だが、今後のゼロレクイエムを遂行するにはこういった言葉をぶつけて貰ったほうがやりやすかったのかな…とも思ってみたり。

こうして世界はルルーシュの手に

ルルーシュ:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる……世界は我に従えっ!!



時は進んで二ヶ月後
ルルーシュに逆らった者達の公開処刑の日。ナナリーやシュナイゼル、カレン、扇達黒の騎士団の面々、そして神楽那や天子様までも。
国民の憎しみを一身に受けつつ、処刑場へと向かうルルーシュ一行の前に現れたのは、ゼロ。

ナイトメアフレームの銃撃も躱す身体能力と言えば…独りしかいないよねぇw

カレン:嘘!? ルルーシュはあそこに! ……まさか、ルルーシュ達がやろうとしてることって!

ここでルルーシュ達が行おうとしているゼロレクイエムについて気づくカレン。だが気づいてもどうしようも無く…

ジェレミア:行け、仮面の騎士よ

対外的に止めるそぶりをしながら、あっさりゼロを通すジェレミア。
ルルーシュに仕える人間としては止めるべきでは…とも思ったのだが、ゼロレクイエムの遂行はルルーシュの意志でもあるのだから、それを進める事はジェレミアなりの忠義なんだろうなぁ。

剣を構えるゼロの前に、思わず笑みが出てしまうルルーシュ。

ルルーシュ:スザク、約束どおり前が俺を殺せ
スザク:やるのか…どうしても
ルルーシュ:予定どおり世界の憎しみはこの俺に集まっている。あとは俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ。
ルルーシュ:これで世界は、軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルにつくことができる。……明日を迎える事ができる。
スザク:それが
ルルーシュ:ああ
スザク:ゼロレクイエム

文字通りゼロによる鎮魂歌。

ルルーシュ:なあスザク、願いとはギアスに似ていないか?
ルルーシュ:自分の力だけでは叶わない事を誰かに求める。
スザク:願い…か
ルルーシュ:俺は人々の願いというギアスに掛かり、明日の世界のために…
ルルーシュ:撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ

その信念とともにゼロの剣に、ほほえみながら貫かれるルルーシュ。

スザク:ル…ルルーシュっ!
ルルーシュ:これは…お前にとっても罰だ…お前は正義の味方として、仮面をかぶり続ける。枢木スザクとして生きることは、もう、ない。
ルルーシュ:人並の幸せも、全て世界に捧げて貰う。永遠、に。
スザク:そのギアス…確かに受け取った!

己の半身とも言えるゼロに殺されなければいけないルルーシュの悲しさ、涙を流しつつもルルーシュの意志を継がんとするスザクの友情の深さに涙が出るね。
最後のスザクの台詞も「願い」ではなく「ギアス」という言葉を使う小粋さにもしびれる。


ナナリー:そんな…お兄様は、今まで…
ナナリー:お兄様、愛しています!
ルルーシュ:ああ…俺は……世界を……壊し……世界を……創る…
ナナリー:お兄様っ!いやっ!目を開けてください!お兄様っ!!お兄様ぁぁっ!!!

最後の最後でルルーシュの意図を知ったナナリーではあったが、遅すぎた。
愛してるという言葉も結局ルルーシュはナナリーに直接言うことなく逝ってしまった。
ナナリーだけでなく、スザクとも、カレンとも、C.C.とも明確な答えを出さずに終わってしまったルルーシュ。それ故にエピローグではそれぞれ別の道を歩んでいくんだね。

藤堂:まさか、あれは…
カレン:ゼロです…あれは、ゼロです!

こちらも最後の最後でルルーシュの意図をくみ取れたカレン。涙を浮かべながら。

ナナリー:ずるいです…私はお兄様だけでよかったのに…お兄様のいない明日なんて…!

慟哭するナナリー。
だがナナリーは明日へと進む。最愛の兄が願い、創った明日なのだから…。という感じでエピローグ。

カレンは一般の学生となりアッシュフォード学園へ
ナナリーはゼロという騎士とシュナイゼルの指導の下、第100代ブリタニア皇帝として即位。
扇は大出世して日本の首相へ。同時にヴィレッタは首相夫人に。
玉城は趣味丸出しの喫茶店経営。
ジェレミアとアーニャはオレンジ農園の運営w まさかネタが本当に!w
そしてC.C.は故郷へ(?)一人旅。

C.C.:なあ、ルルーシュ?

ルルーシュ・ランペルージの側面をカレンが、
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとしての側面をナナリーが、
ゼロとしての側面をスザクが、
それぞれ背負って歩み始め、ただのルルーシュとして約束をしていたC.C.の笑顔が成されたことで、このルルーシュの物語が完結したんだね。

最初見たときは馬車の御者が生きていたルルーシュかも…と思っていたが、何度か見直しているうちにルルーシュは死んだのだな…と確信した。
ルルーシュの各側面を各人が請け負って、ルルーシュの創った明日を歩んでいるのだからね。



さてさて、全50話にも至ったコードギアス。
毎回毎回想像を遙かに凌駕する展開をしてくれるストーリーは毎週非常に楽しみでした。
その勢いを最後まで保って走り続けてくれたスタッフの皆さんお疲れ様でした。そしてありがとう。

本編はこれにて完結ですが、ドラマCDやコミカライズ。プラスαでネットラジオwなどでちょこちょことその世界を見せてくれる事を楽しもうと思います。

アニメーションコードギアス

#24 ダモクレス の 空

スザクが賢明に抵抗してきたが、天子様を必死で助けようとする星刻と藤堂のにルルーシュ達の乗るアヴァロンは致命的な損傷を受けて捨てる事に。



ルルーシュとニーナの2ショットという珍しいシーン

ルルーシュ:もう充分だよ。ニーナ。…ユフィの仇である俺に、ゼロに、よく付き合ってくれた
ニーナ:私はゼロを赦しはしない。多分、一生…。でもそれとは別に自分自身の答えを出さないといけないと思ったから。ただ、それだけなの。
ルルーシュ:君は立派だよ

引っ込み思案だったニーナがまっすぐルルーシュを見据えてたのは非常に印象的。
このニーナの強い想いもあったからこそ後の対フレイアが成功するんじゃないかな。と。

そしてピンクランスロットに乗るC.C.とルルーシュ。
ルルーシュにギアスを与えた事を後悔している様子のC.C.

C.C.:ルルーシュ…恨んでいないのか私のことを。ギアスを与えた事でお前の運命はおおきく変わってしまった。
ルルーシュ:らしくないな…魔女のくせに
ルルーシュ:C.C.…お前のくれたギアスは…お前がいてくれたから、俺は歩き出すことができた。そこから先のことは、全て俺の…
C.C.:初めてだよ。お前みたいな男は
ルルーシュ:C.C.…

すごく良い雰囲気。C.C.も今までにない女の子の顔してた。

この、一番いい時に紅蓮が格納庫に。

カレン:あなたは私が止める!…さようなら、ルルーシュ!

カレンーーー!! なに邪魔してやがりますか。
しかし、ここだけを見ると痴情のもつれだよなw

ルルーシュをダモクレスに行かせるためにピンクランスロットで紅蓮を止めようとするC.C.

C.C.:嬉しかったよ、心配してくれて。…早く行って、そして戻ってこい!私に笑顔をくれるんだろう?
ルルーシュ:ああ!約束しよう!

C.C.の本音の想いと、帽子を取り皇帝としてではなくルルーシュとしてそれに応えるルルーシュが小粋でいいシーンですな。

19.04秒の壁
蜃気楼に乗ってダモクレスに向かうルルーシュに向かってフレイアが発射。
刻々とその組成を変化させるフレイア弾。その組成に対応するデータを打ち込めばフレイアの臨界を押さえる事ができる。それがニーナのやっていたアヴァティアレティオン。
ただ、それを成すにはフレイア臨界までの19秒の内に環境データを入力し、実行可能な時間はコンマ0.4秒だけという厳しすぎる条件。
だが、それでも、
超高速でルルーシュがデータ入力をし、0.4秒の実行時間にスザクがフレイアに投擲をする

ニーナ:原理上は可能なはず…でも…ユーフェミア様っ!

ニーナを通じてユーフェミアの想いも込めたアヴァティアレティオンはフレイアの臨界を虹色の粒子に。
ついにフレイアを封殺し、ルルーシュとスザクはダモクレスの内部へ。

シュナイゼル:大したものだね。ルルーシュ。…私に最後の策を使わせるとは

シュナイゼルの最後の策とはダモクレスをルルーシュ達を捕らえた檻として利用し、自分たちが脱出した後、フレイアでダモクレスごと消去すること。

シュナイゼル:世界の平和と一つの命。悲しいことだが、比べるまでもないよ

ナナリーを見捨てて。



ダモクレスの外では

アーニャ:今のルルーシュは…キライ
ジェレミア:ナイト・オブ・シックス!? 相手にとって不足無しっ!

『今の』ですか…なんとも意味深な台詞を吐くアーニャ。
彼女の中にまだマリアンヌは残っているのかな…絵的には目が赤くなっていないのでマリアンヌのギアスが発動してはいないのだが…
で、そのアーニャの相手がギアスキャンセラーの能力を持つジェレミア。
因縁めいたカードではあるけれど、残り一話の中で描かれるのかなぁ;;

カレンvsC.C.

カレン:国でもなければ復讐でもない! 野心のかけらも持ってない! 戦う理由のない奴は、引っ込んでなっ!
C.C.:理由ならできた。…約束、が。
カレン:それってルルーシュを好きってこと?
C.C.:…さぁな。ただ経験という積み重ねは、もうお終いにしようと思ったんだ
カレン:人間らしいこと言うのねっ!

さすがはルルーシュとC.C.の一番いい雰囲気の時に突撃してきたカレン。そのテのセンサーはとても反応がいいようですw

で、恋愛対決はさておき、ナイトメア対決では

C.C.:カレン、お前の勝ちだ
カレン:どうでもいいよ、そんなこと……じゃあね
C.C.:勝つとか負けるとか、そんな心がまだ私に残っていたとはな

なんともいい笑顔をしてますよ、C.C. 。 これでC.C.は戦線から離脱した訳なのだけれど最後はどんな形でルルーシュ達に絡んでくるのかねー


ルルーシュ:待っていたよ。シュナイゼル

脱出艇に乗り込んだシュナイゼルに、ダモクレスのブリッジからルルーシュの通信が。

シュナイゼル:そうか…チェックメイトをかけられたのは私か…。

ルルーシュが読んだというシュナイゼルの本質。『勝つ気がない』『常に負けないところでゲームをしている』それ故にダモクレスを放棄することも読んだルルーシュ。

ルルーシュ:シュナイゼル。貴方には今度こそ負けてもらう
シュナイゼル:つまり、私を殺すと。


コーネリア:兄上には執着すべき欲がない。世が世なら、卓越する王であったものを…そこを読み切れなかった私は愚かなのだろうな
ギルフォード:姫様…

…ギルフォード生きてたよっ! 無傷で…とはいかなかったらしくサングラスをかけている事から目をやられたのかもしれないが、生きてたよ!


ルルーシュ:あなたは『今日』とう日で世界を固定しようと考えた。だが、変化無き日常を生きているとは言わない。それはただの経験だ。
シュナイゼル:しかしその連なりを『知識』というが
ルルーシュ:やはりあなたは優秀だよ…優秀すぎる故に見えていない。そう、皇帝シャルルは『昨日』を求めた。あなたは『今日』を…だが俺は『明日』が欲しい。
シュナイゼル:明日は今日より悪くなるかもしれない
ルルーシュ:いいや、良くなる。例えどれだけ時間がかかろうとも、人は幸せを求め続けるから
シュナイゼル:それが欲望につながるというのに…ハッハッハ、愚かしさも極まったね。それは感情に過ぎないよ。希望や夢という名のあてのない虚構
ルルーシュ:それが皇族という記号で世界を見下してきたあなたの限界だ。
ルルーシュ:俺は何度も見てきた。不幸に抗う人を、未来を求める人を、みんなが幸せを願い抗い続けた、ギアスも、仮面も、その根源は…

そう、一人一人の願いと想い。それらを見てきたルルーシュだからこそ明日を求めることができるんだよね。

シュナイゼル:矛盾だよ。他人の意志を否定し続けた君が、ここに来て人の意志を、存在を訂正しようというのは。
シュナイゼルもういい、私を殺したまえ。ただし、君もフレイアで消える。私たちの命で世界に平和を…ん?
ルルーシュ:だからこそ貴方には『ゼロに仕えよ』という言葉をプレゼントしよう

ブリッジからの映像はシュナイゼルの思考を読んだ録画……確かに所々会話のつながらない部分はあったが、それにしても…そんなの録画する時間あったのか?;;

フレイアの制御キーはナナリーが持っているという事でナナリーの元へ向かうルルーシュ
キーを危険なものだからナナリーの手から話そうとするルルーシュだが

ナナリー:だからです…もう、目を背けてはいられないから

ナナリー開眼!

ユーフェミア、シャーリーに続く意志によるギアス破り。

ナナリー:お兄様、私にもギアスを使いますか?

ギアスの事を知りつつも、しっかりとルルーシュを見据えるナナリー。
最後はルルーシュとナナリーの想いのぶつかり合いとは思うが…のこり一話。どんな最終回になることやら。

アニメーションコードギアス

#23 シュナイゼル の 仮面

ナナリーが生きていたことから予想はついていたが、咲世子さんも生きてたよ。


ナナリー:ゼロになったのは私のためだったのですね。
ルルーシュ:フハハハ! お前のため? 我が妹ながら図々しいことだ

後にC.C.がルルーシュと二人きりになったときにも言うのだが、よくぞ仮面かかぶり続けたな。と。
動揺しまくりながらも決定的なボロを出す前に通信を終えるルルーシュ。
当然ながらその後は荒れに荒れるが、それをきっちり押さえるのは真の盟友となったスザク。

ひとまず落ち着いたルルーシュとC.C.の二人、背中合わせで会話

ルルーシュ:もう(ナナリーを)特別扱いはできない。 消えていった数多の命のためにも俺たちは止まる訳にはいかなんだ。…そうだろう、C.C.?
C.C.:ああ…そうだな…。

仮面のない素顔を晒した会話…ここでルルーシュがC.C.の本名を出してもおかしくない位の雰囲気。
そして、身体を預け、手を重ねて、何かを決意したような表情のC.C.は「共犯者」から「ルルーシュの盾」となることを決意した瞬間じゃないかな・・と思ってみたり。



ルルーシュはゼロという仮面をかぶっていたが、こちらも仮面をかぶりまくりのシュナイゼル。
ナナリーにペンドラゴンにフレイアを撃ったときには住民は避難させたとウソを言い、ウソを糾弾するコーネリアには人類の平和の為に超上空からフレイアを打ち込む事で神になろうとまで言い出す。
あくまでフレイアによる恐怖支配を人類の平和という名目で行おうとするシュナイゼルを止めようとするコーネリア様が撃たれてしまう。
ナナリーにフレイアという罪を押しつけ、コーネリアの倒れた姿を見ようともしないシュナイゼルはどこか壊れているキャラだよなぁ。

ルルーシュ vs シュナイゼル&黒の騎士団 の最終決戦が開始。
ランスロットや紅蓮が飛び回るド派手な戦闘になると思いきや、ルルーシュとシュナイゼルのチェスのような戦略対決。
玉城が「なんだよ、全然戦いにならねぇ!」と叫ぶが、見てる方としては牽制合戦もなかなかおもしろいもんです。

そして戦局をうごかす一発であるフレイアがダモクレスから発射。黒の騎士団の動きもあり劣勢のルルーシュ。
ここでルルーシュお得意の地下からの攻撃が黒の騎士団を襲う。
もちろんその中に扇も。扇の回想でヴィレッタを安全な場所に居させたのはお腹に子供がいるため。…なにちゃっかりやることやってるんですか!w
そんな死亡フラグも玉城達が盾になってなんとか助かった模様。初めて玉城がかっこよく描写されてるよw



フレイアの弾数も考えて1歩不利なルルーシュ。それを打開するにはニーナにかかってる模様。

ルルーシュ:ニーナを頼りにするしかないが、あてにできるか?…俺を憎んでるはずだ。ユフィの仇ゼロであった俺。…しかし、シュナイゼルを倒すためには…

過去にニーナにギアスをかけていったっけ?記憶にないので多分ニーナにはギアスをかけてないということが前提ではあるが、以前のゼロのままだったルルーシュであれば不安要素の解消のためニーナにギアスをかけてたと思う。だがギアスを使わずに「信じてみる」という手段をとったのは未来を見据えるというルルーシュの心の現れの一部じゃないかなと思うね。


シュナイゼル:ルルーシュ、もし私を倒そうと考えているなら君はそこまでだよ。仮面を使いこなせない人間に、勝利はない。

なにやらまた意味深な独り言を発するシュナイゼル。
いろいろ奥の手を考えそうですなぁ。

さて、どうなる次回!