日本の放送事業者に対する電波利用料は不当に安い
(A Successful Failure) 情報源:[>>RinRin王国]
各国の電波利用料およびオークションによる収入、そのうち放送局に掛かる金額を以下に示す。
* 米国
o 電波利用料収入約240億円、オークション収入年平均4,600億円。
o 放送局の免許も、原則オークションの対象。
* 英国
o 電波利用料収入約213億円、オークション収入年平均2,250億円
o 放送局に対する電波利用料は減額。代わりに放送事業免許料約538億円を徴収。放送局に対する特別措置を勘案して、総額は840億円となる。
* フランス
o 電波利用料収入約94億円、第三世代携帯電話免許料年平均約113億円+売上げの1%
o 放送局に対する電波利用料は免除。代わりに映画産業等の支援のための目的税等約380億円を徴収。
* 韓国
o 電波利用料収入約200億円、出損金による収入約250億円
o 放送局に対する電波利用料は免除。代わりに広告収入の一部約350億円を徴収し、放送発展基金に充当これに対し、電波利用料制度の現況についてによれば、日本の現状は次の通りである。
* 日本
o 電波利用料収入653.2億円(平成19年度)
o 放送局に対する電波利用料はわずか7億円。アナアナ変換対策にかかる暫定追加電波料30億円。合計38億円。
一概に比べることはできないとしても、日本だけは異常に少ないよね。
かといって放送局の電波利用料を上げたとしても放送の質が上がるとは思えないし、今以上に広告に偏向した番組が多くなりそうな気がする・・・。