2巻も続けざまに読了。
話のグレードとしては1巻よりだいぶ落ちてるのが残念といえば残念。
ただ魔術師の色の命名とか、魔族がどれだけ恐れられてるか・・とかスレイヤーズの世界のバックボーンが多少なりとも理解できるんじゃないかなーと。
・・・でもやっぱり物足りない。
てきとーに思いついたことを考えもせずに書いてしまうだらしなくも切ない日々的記録
2巻も続けざまに読了。
話のグレードとしては1巻よりだいぶ落ちてるのが残念といえば残念。
ただ魔術師の色の命名とか、魔族がどれだけ恐れられてるか・・とかスレイヤーズの世界のバックボーンが多少なりとも理解できるんじゃないかなーと。
・・・でもやっぱり物足りない。
表現が多少古臭いな・・と感じる部分がありつつもキャラクターやストーリーの面白さは色あせる事なく今でも楽しめた。
今回はキーワードは「母と娘」。
3冊目ともなるとこれが伏線かな・・と思われる部分がなんとなくわかってきてみたり。
後にしっかり回収されてるのでわかりやすいしね。
文香が「王様のミミはロバのミミー」と叫んでいた穴の先が・・・・まさかの母親。
最後メールアドレスが表記されるのだがアドレス表記に違和感が…もしかしたらこれも後の伏線になってるかもしれないけれど。
嫌っていた母親の話ができるくらいには距離が近くなった、栞子さんと大輔君。
落ち着くところに落ち着きそうな予感はするけれど、それまでにはかなりの紆余曲折がありそうな感じ。
これはこれで楽しみですw
今回のキーワードは「親子」・・・かな?
序盤の伏線とも気が付かない伏線を後半で回収する手腕はすばらしい。
そしてさりげなく母親の絵が1巻の表紙イラストになってるのに気が付いて二度びっくり。
栞子さんと大輔くんのお話はまだまだ序盤なので続きも楽しみ。
一つの古書をキーとしたお話が4話。
同じように一つの本がキーとなる物語としては「文学少女」シリーズがあるが、あちらは本の内容について掘り下げて物語を展開するお話。
こちらは「古書」ということで、本の内容よりはその本そのものが巡ってきたいきさつから物語が展開する似て異なるお話。
文体としてくどくないうえに、各話に散らばっていた伏線をきっちり最後で回収しているので読後感がすっきりする一冊です。