[novel] ビブリア古書堂の事件手帖 (1) (booklog)

2013/01/05ライトノベルbooklog,ライトノベル

ビブリア古書堂を営む本好きの栞子さんと本が読めない体質の五浦くんのお話。

一つの古書をキーとしたお話が4話。
同じように一つの本がキーとなる物語としては「文学少女」シリーズがあるが、あちらは本の内容について掘り下げて物語を展開するお話。
こちらは「古書」ということで、本の内容よりはその本そのものが巡ってきたいきさつから物語が展開する似て異なるお話。

文体としてくどくないうえに、各話に散らばっていた伏線をきっちり最後で回収しているので読後感がすっきりする一冊です。