Stage6閉鎖の裏にシリアス・ドラマと愚行の数々
(TechCrunch Japanese)
そして昨年11月末。DivXの取締役会でStage6のスピンオフとベンチャー資金調達の承認が議題に上った。ところが、この土壇場になって取締役会はスピンオフをキャンセルしStage6を支配下に置き続けることを選んだ。
理由は明らかでない―Stage6の評価額を聞いてびっくりし、スピンオフさせるのが惜しくなったのかもしれない。それとも長期的にみて、Stage6からのツールバー収入が手放せないと考えたのかもしれない。聞いたところによると、ここで激しいエゴの衝突が起き、結局Stage6の独立はご破算になった。が、このとき同時にStage6のファウンダーたちも辞任してしまったのだ。
映像コーデックもH.264が台頭してきたし、上層部がこんなんだからDivX自体が終了するもの遠くはないのかも…。