朝鮮総連が敗訴 東京地裁、628億円の返済命じる
(Sankei WEB)
破綻(はたん)した在日朝鮮人系の16の信用組合から整理回収機構(RCC)が引き継いだ不良債権のうち、約628億円は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)への貸し付けだったとして、RCCが朝鮮総連に全額の返済を求めた訴訟の判決が18日午後、東京地裁であった。荒井勉裁判長は全額の返済を命じ、確定前に判決の効力を生じさせる仮執行宣言を付けた。これにより、RCCは朝鮮総連の財産の差し押さえが可能になった。
今後、朝鮮総連側がRCCの差し押さえを回避するには(1)控訴(2)仮執行停止の申し立て-の2つを行う必要がある。しかし、仮執行停止の申し立てには、返済を命じられた総債務額の6~8割の担保を提出しなければならず、朝鮮総連の財政状況から担保提出は不可能とみられる。
朝鮮総連・終了~