手錠にモザイクがかかるのは何故か?
from [>>オレンジ色の服]
各局の対応の情報として抜粋させていただきました。
容疑者の映像は国民の知る権利として必要だけど、見せしめの報道となりえる手錠の映像は自粛しているということのようです。
テレビ東京
ある裁判の被告がマスコミ各社を相手取って起こした名誉毀損訴訟に勝訴したのがキッカケ。
TBS
1993年頃から局内で話し合った結果手錠やコシ縄を放映せず現場も撮影しないと言う方針を徹底したとのこと。
テレビ朝日
1990年頃から、犯人という表現を容疑者と変えたのがキッカケ。とのことです。
で、このマスコミ各社に裁判を起こした被告ってのは、先日話題になったロス疑惑の三浦和義氏なんだよ。
・・・というトリビア。
[>>ロス疑惑 – Wikipedia]
名誉毀損訴訟
三浦はマスコミに報道された名誉毀損報道に対し、弁護士を代理に立てない本人訴訟を起こす。マスコミに対する名誉毀損による本人訴訟は476件にものぼった。三浦によると訴訟のうち80%が勝訴してると主張している(15%は時効による却下、5%は三浦の敗訴)。賠償金総額は和解金を除いて5000万円以上に上る。
現在は被疑者の人権を守るために、逮捕や連行の場合は警察は頭から衣服をかぶせたり、手錠にモザイクをかけたり、全体をシートで遮断するなどの措置がされる。これは1985年9月11日に三浦が殴打事件での逮捕において警察が連行中に、報道関係者の写真撮影用に腰縄・手錠姿を撮影させた際、三浦はこれを有罪が確定していない被疑者を晒し者にする人権侵害だとして提訴して三浦が勝訴したことがきっかけとなった。