[読書] 2016年 4月に読んだ本
読んでるのがほぼ続き物だけれど、新規タイトルとしては「転スラ」。
前々から目にはしていたのだけれど、なろう系のよるあるやつだろうなぁ・・とあえて手を出さなかったのだけれど、なんとなく読んでみたら、魅力的なキャラが多くて、面白くて、ついつい次々読んじゃった。
あと、Booklogのまとめには再読記録は出てこないんだけど、SAOのシリーズとかがBOOK☆WALKERでも配信されはじめたので、電子書籍版で再購入&再読をちまちましております。
オンラインで公開当時から良作のオリジナル作として時々名前を目にしてたのだけれど、オンライン小説はもっぱら二次創作ものばかり読んでいたのでスルーしてたのだが・・・くそう、失敗したなぁ。評判どおり面白かった。
近未来のインターフェイスで自分の感覚を電子化することで現実的な仮想空間がつくれ、それを利用したMMORPGを舞台とした作品。
攻殻機動隊の電脳化とか近いね。
で、そのオンラインゲームには罠があって、全100層のエリアをクリアしなければログアウトできない。さらにゲーム内の死はリアルプレイヤーの死というデスゲーム。そんな仮想空間内ではあるがリアルな世界での物語。
オンラインゲームはプレイしているので、個人的にはその世界観がどんな感じなのか感覚としてはわかるのだが、それを文章表現するのは難しい…。が、本作では舞台がどういう世界なのかきっちり丁寧描かれているのでスッとその世界に入っていける。
展開としては王道なのだが、なぜか読後に記憶に残るのはキリトとアスナの夫婦生活の部分だったりw
話としては完結してる感じではあるが、続刊があるもよう。そちらも楽しみ。
今回は1,2層の話。
本編のアインクラッド編では駆け足気味で説明不足だったシステム面も含めて詳細に描かれています。
ヒロイン枠はやはりアスナ。
キリトとアスナがよく話をするようになるのは結構上位層になってから・・・という設定のようですが、プログレッシブ編ではなんかすでに仲良しですw
このまま行ったら黒猫団とかの話はどうなるんだろう・・と思いつつ次を楽しみにしています。
ただ残念なことにあとがきに著者がプログレッシブ編は年1冊が限界だろうということで・・・。確かにほかにもシリーズもの書いてるしなー。
このあたりからオリジナル版では全く描かれなかった部分なので、ほぼオリジナル。
NPCなはずの黒エルフなキズメルのキャラ立ちが良すぎてキズメルがメインに。
関わっているクエストも少し上の階層まで続くものなので、今後もキズメルは出てきそうな感じ。
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