[人体] なぜ酒でアジア人は赤くなるのか

2008/03/17ReBlog生活,雑学

【日本人解剖】なぜ酒でアジア人は赤くなるのか
(イザ!)

九州や東北地方の人は酒が強いとよく言われる。実際、酒に強い人と弱い人の割合は地域によって大きな差があり、酒の強さという体質を決める遺伝子の分布調査によって証明されている。この地域差は、これまで紹介してきた成人T細胞白血病ウイルスI型やB型肝炎ウイルスと同様、日本人の成り立ちを解明するヒントにもなっている。(小島新一)

原田元教授は、国内外でのALDH2遺伝子の分布状況と人類学の知見とをあわせて、次のような仮説を立てている。

 《ALDH2遺伝子の変異は、アフリカ起源の現人類が白人、黒人、モンゴロイドへと分岐した後、新モンゴロイドが誕生して勢力を拡大していく過程の3万-2万5000年前に中国(おそらくは変異型の多い南部)で起き、民族の移動拡散とともにアジアの各地に広がった。日本には、弥生時代から古墳時代、さらに大和朝廷成立期に大陸から変異型の人たちが渡来。大和地方を中心に、国家の支配体制の拡大とともに地方に広がった》

 「つまり、大和朝廷体制を担った人々の中に変異型が存在し、彼らが地方に進出して子孫を残し、原住民と混血することで変異型が広がった。それが遺伝子の分布が示す歴史です」と原田元教授。

酒で赤くなるメカニズムよりも、酒で種族のルーツが分かるほうが興味深いw