by 兼乃 - Published: 8 月 25th, 2008

新聞記事が信用ならないという例
(Archives)

先日各所で話題になったカレーを食べることで記憶力が上がるって記事。
[ カレーを食べて記憶力アップ…アルツハイマー予防に期待 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ]

でも当の武蔵野大学での発表では
武蔵野大学 薬学部・薬学研究所 薬学理学研究室

この報道を受けて、一部で「カレー(またはウコン)を食べると記憶力が良くなる」という誤報が出回っているようですが、事実は以下のとおりです。
・私たちが研究を進めるにあたり、インドでアルツハイマー病患者が少ないという知見も多少参考にはしましたが、私たちの研究成果はカレーとアルツハイマー病の関連性を裏づけるものではありません。
・私たちは、カレーに含まれる様々なスパイスの効能を調べたことはありません。ターメリック(またはウコン)に含まれる天然化合物「クルクミン」と、それをヒントにして合成した新規化合物「CNB-001」の作用を調べただけです。
・私たちは「クルクミン」に記憶向上作用を認めていません。またクルクミンのデータは論文発表していません。
・私たちが今回論文発表したのは、CNB-001という新薬の効果です。CNB-001はカレーやウコンには含まれません。人工の化合物です。
・カレーやウコンを食すると記憶力が良くなると主張した覚えはありません。

とのこと。

自分もあれこれ踊らされる方だけれど、メディアリテラシーって大事だよねぇ。。

[ メディア・リテラシー - Wikipedia ]

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by 兼乃 - Published: 8 月 19th, 2008

米国で発見された(と主張されている)UMA「ビッグフット」の死骸、DNA検査の結果は「ニセモノ」
(スラッシュドット・ジャパン)

彼らは記者会見で「人間でも猿でもない何かの死骸があり、その周辺には同じような生物が動き回っていた」と主張し、その一部始終はビデオに収められているそうですが、その死骸のDNA検査ではビッグフットの存在を証明することはできなかったそうです。

DNA検査には2つのサンプルを使用したそうですが、検査結果によると1つのサンプルは人間のものとされ、もう1つはその96%がopossum(フクロネズミ)と判明したそうです。

[ Bigfoot fails DNA test | Reuters ]
[ TechCrunch Japanese アーカイブ » Palo Altoでのビッグフット発見記者会見 ]

>検査結果によると1つのサンプルは人間のものとされ、

「ビッグフットを見つけたぜ!
でもそれはよく見たらうちのカミさんだったぜ!HA!HA!HA!」

的なアメリカンジョークを期待していいんでしょうか。

> もう1つはその96%がopossum(フクロネズミ)と判明したそうです。

「DNA鑑定の結果も出ちまった。  
俺たちもうフクロのネズミだぜ。」

的なジャパニーズジョークも期待していいんでしょうか。

だれがうまい事言えとw

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by 兼乃 - Published: 8 月 11th, 2008

アトムやドラえもんにも使える?伸縮自在の電子回路
(YOMIURI ONLINE(読売新聞))

ゴムのように伸び縮みし、電気を伝える新材料を、東京大などのチームが開発した。  

炭素原子でできたカーボンナノチューブを、伸縮性のある高分子(ポリマー)に混ぜたもので、この材料を配線に使った電子回路は、70%伸ばしても機能に変化がなかった。これだけの伸縮性と導電性を両立したものは世界初。

電子回路を置く場所が自由になるならより小型だったり、高性能だったりするものが作られる可能性が広がるって訳だな。

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by 兼乃 - Published: 8 月 1st, 2008

「アンティキティラの歯車」は五輪の開催年を告げる機械だった、研究グループ
(Technobahn)

国際研究グループの調査により紀元前の古代ギリシャの沈没船から発見された「アンティキティラの歯車」と呼ばれる機械式の天球儀は、古代ギリシャで4年に1度開催されていた古代オリンピックの開催年を知らせるための機械であることが30日、英科学雑誌「ネイチャー」に掲載された論文により明らかとなった。

古代ギリシャといえばオリンピックだからのぅ。

[ アンティキティラ島の機械 - Wikipedia ]

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by 兼乃 - Published: 7 月 29th, 2008

そろそろ遺伝子組み換え食品を認めてはどうか?
(A Successful Failure) from [ RinRin王国 ]

このように科学的な試験においては認可済みの遺伝子組み換え大豆に如何なる危険性も確認されていない。厚生労働省:遺伝子組換え食品の安全性についてに解説されているように、国内に流通する遺伝子組み換え食品は最新の科学的知見に基づいて安全性が確認されており、それを食べたからと言って短期的にも長期的にも影響が出ることはまず無い。

だとするならば、高い金を払って非遺伝子組み換え食品を求める事は、コスト的に見合わないという事になる。確かに遺伝子組み換え食品には未知なる危険性が潜んでいる可能性は0ではない。しかし、最新の科学知見はその危険性が極めて小さい事を明らかにしている。極小のリスクを回避するために一体いくら払うのか。そろそろ遺伝子組み換え食品を毛嫌いするのはやめてはどうだろう。それが理に適ったやり方だと思う。

[ 理系の人々(109) 逆に何があぶないのか分からない - エンジニア★流星群 @Tech総研 - Yahoo!ブログ ]

そうそう、前に疑問に思ってた事のだが、遺伝子組み換えと品種改良はどう違うの?って。
どちらも結果的には同じ・・・というか品種改良の手段としても昔からよくやられている異なる種での人工交配なんかは遺伝子組み換えと同一なんだと思うのだが。

危険度といえば中国製がダントツなので、分かる範囲で手は出さないw

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by 兼乃 - Published: 7 月 29th, 2008

合金ひとつでエンジンの廃熱を利用した発電が可能に
(Orbium -そらのたま-)

エンジンなどの熱機関から発生する廃熱を電気エネルギーに高効率で変換する物質が発見されたという報告です。

このような現象は物理的には熱電効果の中のゼーベック効果として知られています。
ゼーベック効果は物体内部、または異なる物質間で温度差を生じさせたときにその間に電位差が発生する(=電流が流れる)現象のことを言います。

~~

今回発見された物質は化学的にはタリウムを添加されたテルル化鉛で、これまで最高の効率を持っていた物質の2倍の変換効率を誇っているそうです。最も効率がでる温度域は232℃から510℃(記事では華氏450°から950°と記述されています)でエンジンなどの典型的な温度だということです。

電気自動車とかに使えば多少効率は上がったりするんかねー。

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by 兼乃 - Published: 7 月 22nd, 2008

タスマニアデビル、悪性腫瘍蔓延に種の進化で対抗か
(CNN.co.jp) from はてぶ

タスマニアデビルは黒い毛に覆われた肉食の哺乳類で、体重約9─14キロ。鳴き声や獰猛な姿から欧州の入植者が「デビル」と名付けた。1996年以降、「デビル顔面腫瘍性疾患」と呼ばれるがんの感染が拡大、2歳から3歳で死ぬようになった。

これまでタスマニアデビルの寿命は5─6年あり、2─4歳の間に繁殖していた。しかしがんの発生により、メスが2歳で子供を生んでも育てる前に寿命が尽きてしまい、タスマニアデビルは25年以内に絶滅の恐れがあるとされていた。

タスマニア大学でデビルの生態を研究していた動物学者メナ・ジョーンズ氏は、がんの発生後、デビルが1歳で繁殖する確率が16倍に増えたことを発見した。繁殖年齢が下がったことで減少に歯止めがかかり、絶滅の危機が遠のくかもしれないという。

こんな短時間で進化するもんなのかねー。

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