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ビブリア古書堂を営む本好きの栞子さんと本が読めない体質の五浦くんのお話。

一つの古書をキーとしたお話が4話。
同じように一つの本がキーとなる物語としては「文学少女」シリーズがあるが、あちらは本の内容について掘り下げて物語を展開するお話。
こちらは「古書」ということで、本の内容よりはその本そのものが巡ってきたいきさつから物語が展開する似て異なるお話。

文体としてくどくないうえに、各話に散らばっていた伏線をきっちり最後で回収しているので読後感がすっきりする一冊です。

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セカンドシーズンの最終巻。

まさかの語り部が貝木。
今までが詐欺師イメージの貝木であったがこの一冊で評価が変わるね。
基本嘘つきキャラは変わらないのだけれど、言い訳じみた言い回しが読んでいくうちに愛嬌を感じてくるのだから予想外だよ。

話としては蛇神化した撫子に「現実を受け入れて夢を目指せ」と諭したことなのだが、言ってみれば普通のことではあるのだが撫子のまわりにはそういう人間が居なかったことが原因の一つで…..よくも悪くも貝木でなければ解決できなかったお話でした。

で、ラストは一体なに!?軽くホラーチック。
ここでも出てくる「扇」という名前。花物語でも出てはいるが謎めいたキャラで今後のキーパーソンになるのかも?

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サブタイトルの通り赤の王に関するお話。

1巻のころから話としてはあった赤の王全損事件の全貌がようやくここで。
そしてそれとともに白の王に関しても詳細な事実が。

全体的な話としては進んではないが、チョコアバターprprとか、クロウの新アビリティ取得とか、ISSキットに刻まれているエンブレムとか、初代赤の王と白の王のこととか、おまけのお泊り会とか・・・あとprprとか内容としては盛りだくさん。
あ、prprは大事なので二回(ry

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アンダーワールドでのキリトの話がメイン。

ようやく大きな転機が訪れ、擬人化したカーディナルよりアンダーワールドの真相が語られる。

半分くらいまでは比較的ゆったりとした展開だったが後半は驚きの連続ですよ。淡々としながらも劇的に変わっていく展開は圧巻。

これでもまだアリシゼーション編の折り返し地点かどうか未定とは・・・壮大な話になってるなー。

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京介争奪の最終決戦前夜という感じの11巻。

ここに来て新キャラが登場。
過去話をする際に必要だったというのもあるが一番重要なのは京介に
「今、好きな人がいる」
と言わせたこと。

各ヒロインから全方位的に好意を向けられてて、結局最後まで誰も選ばないで終了というのは多々あるが、話としては全くしまらない。
「そういった結末はない」ということを示す京介のセリフに最終巻が否応なしに楽しみになってくる。

この巻で意外な麻奈実の一面を垣間見たりしつつも、一番順当なのはやはり麻奈実かなぁ。逆に順当すぎる気も。
次いで黒猫、あやせ・・・大穴気味で加奈子がいるが最終巻の展開次第で・・ってところなのでホントどうころぶかわかなんないね。